
「我が家は、このままで本当に大丈夫なのか——
そんな漠然とした不安がいつも頭の片隅にありました。」
東京都 M様
※写真はイメージです
将来の介護や医療費に対する不安。
「このままで本当に大丈夫なのか」と思いながらも、どう行動すればよいかわからない──
そんなお気持ちでご相談に来られたM様(東京都/50代前半)。
相談後の感想をM様にお答えいただきました。
東京都在住 M様
| 👤ご本人の年齢 | 50代前半 |
| 🧑🤝🧑家族構成 | ご主人(50代前半)、お子様(大学生) |
| 💼職業 | 会社員 ※共働き世帯 |
| 💬今回のご相談内容 | 保険の見直し、介護や老後に不安がある |
❓相談前のご状況や、特に不安だったことを教えてください。
保険と収入のバランスが取れていない?と感じていました。
万が一、自分自身の介護費用と医療費が膨れ上がってしまったら?という漠然とした不安があり、動きが取れずにいました。
❓相談のきっかけについて詳しく教えてください。
親の介護に想定外の費用と時間がかかったため、自分自身と配偶者がもし同じ状態になってしまったら、と考えると怖くて怖くて仕方がなかったです。
夫婦同時に認知症になってしまったらどれだけお金がかかるのか、子どもにどれだけ迷惑がかかるのか、そのためには今から何ができるのかを知りたかったです。
❓良かった点を具体的に教えてください。
これまで保険や貯金など家のお金のことは私だけで考えて契約や貯蓄をしていました。
今回の相談をきっかけに配偶者も一緒に考えてくれるようになりました。
❓相談後の変化について、詳しく教えてください。
「このままでよい部分」「改善すべき部分」と「今後の見通し」がクリアになりました。
無駄な心配をせず、我が家に必要な資産形成のコツも見えてきたと思います。
❓これから相談を検討している方へ、メッセージをお願いします。
お金のことはできればあまり他人には話したくない(むしろシミュレーションツールで済ませたい)、という気持ちがありました。
CRASULLAさんの綿密なヒアリングに基づく分析は、家族のライフスタイルやペースに寄り添う丁寧な内容でびっくりしました。
シミュレーションツールで提示されたアドバイスよりも、やはり人のアドバイスの方が「刺さる」なー、と感じました。
また、商品の勧誘がないところも安心できました。
これまで他社の保険の見直しサービスを使ったこともあるのですが、結局は新しい商品の勧誘が着地点になるので、家計や資産全体の見直しには繋がりにくかったです。
「なんとなく」の不安は、シミュレーションツールよりも、やはり人に相談するのが良いと思います。
今回のFPさんは銀行と生命保険会社でのご経験が豊かな方でした。知見が広く、誠実な対応も、安心できるポイントだと思います。
🔍 FPからのアドバイス
ご相談を通して見えてきたのは、次の2点です。
- 介護経験から生まれた「将来への不安」が保険料の増加につながっていること
- 今のご家庭には、思っている以上に「備え」があること
特に重要だったポイントを以下に整理します。
📌 老後・介護に対する備えは、すでに十分可能な状況
- 相続により、将来の介護費用にも対応できる資産が確保されている
- ご希望されていた老人ホームへの入居も現実的な選択肢になる
👉 老人ホームへの入居には、多額の費用がかかる場合があります。一時金や毎月の入居費用は資産状況に合わせた数パターンで試算。将来にわたって支払える額でライフプランを作成することがポイントです。
📌 保険料負担は高く見えても、家計の状況に照らせば問題なし
- 月10万円超の保険料
→ 共働き+貯蓄性保険含むため負担過多ではない - 年齢・健康状態を考えると、
→ 今の条件で再加入するのは現実的に難しい可能性 - 保険に対する思い入れも大切に考慮
👉 解約が正解とは限りません。M様の場合、家計への負担も大きくないことを鑑み、無理に解約せず、更新時期(3年後)まで現状維持が適切と判断しました。
📌 ただし「保険の入り方」は改善余地あり
- 夫婦の保障は見直しが難しい状態。
→ お子様の保険に関しては、入り方を今後は工夫することが大事
👉 保険は将来の見直しを考える場合に備え、加入に工夫が必要です。過剰に特約が付加されていると、内容が重複したり、見直しがしにくくなる場合があります。
💡 今後の最優先は「資産を守る」こと
- 親御様からの相続資産があることで、老後の安心の土台ができている
- その資産を減らさず活かす運用が大切なステージへ
👉 「守りながら育てる」資産設計へ、家計運営の視点をアップデート
⚖️ 総評
ヒアリング結果をもとに、ライフプランをシミュレーションを作成。シミュレーション結果を確認して、M様の家計に大きな問題はありませんでした。
FP ただし、相続財産が無ければ、ご本人の希望は叶えられなかった可能性があります。
これからの家計運営で大切なことは「受け継いだ資産を減らさず育てていく」、この一点に尽きるでしょう。
相続財産にリスクの大きい資産はありませんでしたが、今後は年齢に応じたバランスのよいポートフォリオに移行していく必要あります。
ご夫婦で将来への安心を築きつつ、新たなステージへの準備を進めていただければと思います。
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